脳神経外科について
ドクターランド幕張の脳神経外科では、頭痛・めまいなどでお悩みの方、頭部を強打された方、脳血管障害を心配されている方、もの忘れがひどい方、ご家族が脳卒中を患ったことのある方などを含め、脳神経外科領域全域の診療を行います。当院は、MRIを導入しておりますので精密な診断を行うことが可能です。
診療日:土曜日(月によって受診可能日が異なります。お問合せください。)
診療予定
R6.6.15より、受診方法が変更となります。
・診察は全て予約制となります。
当日(24時間以内)の頭部外傷については予約外でも診察いたします。
(大量に出血している場合等対応できない場合がございますので事前に電話にて相談してください)
こんな症状の際は脳神経外科にご相談ください
- 頭痛・めまい
- 動悸・ふらつき・耳鳴り
- 頭部打撲
- 首の痛み,腰痛 歩行障害
- 手足の痺れ・痛み・ふるえ(麻痺・感覚障害)
- もの忘れがひどい
- ご家族が脳卒中を患ったことのある方
めまい・頭痛外来
脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血・一過性脳虚血発作)の主な症状として「めまい・立ちくらみ」「意識障害」「激しい頭痛」などがあります。脳卒中となった場合、突然死に至ることもあり、症状が改善したとしても後遺症が残ることもあります。そのため、ドクターランド幕張では、脳卒中の早期発見・予防、再発防止に力を入れております。MRIを利用した脳ドックも行っておりますので原因不明の頭痛・めまいにお悩みの際はご相談下さい。頭痛やめまいの原因は様々ですが、専門的な検査を行い適切な治療することが大切です。
脳神経外科では新しい治療薬(CGRP)も含めた片頭痛診療を行っております。
担当医が問診、診察をさせて頂いた上で、患者さんと相談しながら治療をすすめて参ります。どうぞお気軽にご相談ください。
頭をうった患者さまへ頭部打撲後に注意すること
頭や顔を強く打つと、出血や腫れ、骨折の有無に関わらず、脳に損傷を受けている場合があります。
病院で診察・検査の結果、大きな異常が認められなくても、打撲後より遅れて症状が出ることがあります。特に最初の6時間に変化が起こることが多く、12時間、24時間と注意が必要です。まれに2.3日後に遅発性に出血を起こす人もいます。
その間は、入浴や運動・飲酒は控えるようにし、できるだけ静かに生活するように心掛けてください。
また、乳幼児の場合は保護者が目を離さないように注意してください。
以下のような症状がみられた場合は、できるだけ速やかに脳外科のある病院を受診してください。
- 頭がぼーっとする。ここがどこか分からない。今日の日付が分からない。
- すぐに眠り込んでしまう。体を揺すっても起きない。または起き続けることができない。
- けいれん(ひきつけ)を起こす。
- 手足に力が入らない。しびれている。
- 嘔吐が何回も続く、吐き気が止まらない。
- 頭痛がだんだん強くなる。激しい頭痛がする。
- 目が見えにくい。ものが二重三重に見える。焦点が定まらない。
- 耳や鼻から水が流れてきて止まらない。血液が混じっている。
- いつもと様子が違う。元気がなく、ぐったりとしている。
(特に1歳未満の乳幼児~6歳以下の幼児)
乳幼児の場合は、自覚症状を伝える事ができない場合が多いので、特に⑨に関しては注意するようにしてください。また小さなお子さんは何ともなくとも1,2回嘔吐する子がいます。嘔吐後いつもと様子がおかしい、5,6回も吐いてしまう時は総合病院での受診をして下さい。
70歳以上の高齢者の場合は頭をぶつけた後、3週間~6ヶ月間くらいして、まれに頭の中に血液がたまることがあります(慢性硬膜下血腫)。経過中、①頭痛、②はきけ、③脱力感、ふらつき、④認知症、などの症状が徐々に現れ、悪化するようなら、医師の診察が必要です。ときに手術が必要となります。高齢者では頻度が高いのでご注意ください。
脳神経外科受診希望の方へ
- 他院で処置後の脳血管障害の治療は当院では行えません。
- 当院は千葉市の「指定自立支援医療機関(精神通院)」ではありません。